フランスを代表するプレタポルテを扱うブランドの一つ"Daniel Hechter Paris" から発色の良い赤が目を惹く変形ナイロンブルゾン


1962年のパリ、サンジェルマン・デ・プレのセーヌ川の左岸に、デザイナー「Daniel Hechter (ダニエル・エシュテル)」は、プレタポルテのブティックをオープンさせました。以来、パリに育てられ磨かれ、半世紀を経た今、世界55カ国で愛されるブランドに成長しています。

1950年代頃のフランスでは、主流だったオートクチュール（高級仕立服）から、直ぐに着られるプレタポルテ（既製服）へとファッションが大きな変革期を迎えていた時代になります。

そんな「モードの民主化」が広がるパリの街で、”ダニエル・エシュテル”は徐々に頭角をあらわしていき、舞台女優や映画女優の衣装が火付け役となり、ブランドの成長が加速しました。

パリという街が育てたブランド”ダニエル・エシュテル”は、半世紀を経た今、シャンゼリゼ通り近くのマルブフ通りにブティックを構えています。そしてライフスタイルを彩るさまざまなアイテムに展開され、世界各国で愛されています。

そしてこちらのアイテムは、ダニエルエシュテルらしい、パリを連想させるそんなアイテムかと存じます。発色の良いレッドカラーの表地に、インナーはティファニーブルーのような翠色と表現すべきでしょうか。そんな配色の良さから、前見頃のチンストラップに付けられたデザインもらしさ全開で素敵な様相となっております。

サイドのスラッシュポケットにはジップ開閉仕様とスポーティーなディテールとなっており、胸元にはシルバーの引き手がついたポケットがデザインされています。

男性服やスポーツ着に着想を得たスポーティーな日常着を得意としたブランドなだけあって、この種のアイテムはトータルバランスが良いのは勿論のこと。さらにネック部分のデザインを足すことによってパリの風土を表したデザインに着地しています。

サイズも42と程よく緩やかで、厚みのあるナイロンは膨らみすぎず、スタイリッシュな印象を与えます。襟部分を倒して着用することで、スイングトップのようなブルゾン型へと変形出来るところもポイントが高いですね。

ユニセックスデザインのため、男女問わず様々な体型にフィットしやすく、シェアすることも容易です。フレンチスタイルの良さを感じながら、日常のコーディネートにアクセントを加えることができる一品です。

この機会に、あなたのクローゼットにフランスのエレガントなアイテムを取り入れてみてはいかがでしょうか。


■size
肩幅48cm/身幅60.5cm/着丈66cm/袖丈60cm

■textile
NYLON 100%

■model
172cm/60kg

■condition
全体的に綺麗な状態です
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