80's "Yves Saint Laurent" Nappa Leather Switching Detachable Sleeve Double-Breasted Jacket

¥198,000

International shipping available

再入荷のお知らせを希望する

年齢確認

再入荷されましたら、登録したメールアドレス宛にお知らせします。

メールアドレス

折返しのメールが受信できるように、ドメイン指定受信で「thebase.in」と「gmail.com」を許可するように設定してください。

再入荷のお知らせを希望する

再入荷のお知らせを受け付けました。

ご記入いただいたメールアドレス宛に確認メールをお送りしておりますので、ご確認ください。
メールが届いていない場合は、迷惑メールフォルダをご確認ください。
通知受信時に、メールサーバー容量がオーバーしているなどの理由で受信できない場合がございます。ご確認ください。

折返しのメールが受信できるように、ドメイン指定受信で「thebase.in」と「gmail.com」を許可するように設定してください。

1961年、Yves Saint Laurent(イヴ・サン=ローラン)は自身の名を冠したメゾンを設立します。
Christian Diorの後継として若くしてクチュール界の中心に立った彼は、それまでのフランス的エレガンスを踏襲するだけではなく、"男性服の構造を女性服へ持ち込む"という革新的な視点によって、ラグジュアリーファッションの価値観そのものを書き換えていきました。
代表的な"Le Smoking"をはじめ、ミリタリー、サファリ、ワーク、ユニフォームといった本来は機能服であったものを、ラグジュアリーの文脈へ昇華した功績は極めて大きく、現在に至るまで数多くのブランドへ影響を与え続けています。

特に70〜80年代のYves Saint Laurentは、素材使いにおいて非常に力が入っていた時代として知られています。
現在のラグジュアリーブランドではコスト面や生産背景の変化から成立しづらい、重厚かつ贅沢な天然素材の使用が当たり前のように行われており、中でもレザーウェアは生産数自体が少なく、現存数も限られるため、市場でも非常に希少なカテゴリーです。

こちらも、その時代ならではの空気を色濃く残した一着。

一見するとハンティングジャケットやサファリジャケットをベースにしたユーティリティウェアのように見えますが、実際には極めてラグジュアリーな設計で構築されています。
フロントはダブルブレスト仕様。
しかし一般的なピークドラペルのようなクラシックな構造ではなく、独自の前合わせを採用。
襟元のスナップを留めることで、ブルゾンのような防風性を持った形状へ変化します。
このクラシックとスポーツの中間のような設計こそ、80年代Yves Saint Laurentらしい部分と言えるでしょう。

さらに特筆すべきは、身頃と袖で素材を大胆に切り替えている点です。
ボディには非常に柔らかなナッパレザーを採用。
ナッパ特有のきめ細かな銀面と、しっとりとした質感が際立っており、肉厚でありながら過剰な硬さを感じさせません。
当時のラグジュアリーレザーらしく、表面だけを美しく整えた革ではなく、革そのものの質感や繊維密度の高さがしっかり残されています。
細かなシボ感、自然な皺、着用によって現れる陰影の変化まで含めて魅力となる素材です。
加えて、この年代のYves Saint Laurentのレザーは、現代の量産的なレザーウェアとは明確に異なり、革の分量感そのものが贅沢です。
大きく一枚で裁断されたパネル構成が多く、接ぎを増やして効率化する現代的な設計とは対極にあります。
そのため、着用時には革が身体へ沿うように落ち、独特のドレープを形成します。

対して袖と前立て裏、襟内側にはオリーブカラーのスエードレザーを使用。
単なる異素材切替ではなく、視覚的な重さを調整する役割を持っています。
全面をナッパレザーで構成すると迫力が強く出過ぎるところを、起毛感のあるスエードを差し込むことで柔らかさと奥行きを生み出しています。
このオリーブ×ダークブラウンの配色も非常に秀逸です。
ミリタリー由来のカラーリングでありながら、Yves Saint Laurentらしい上品さを失っていない。
無骨さだけでは終わらず、あくまで都会的な印象へ着地させている点に、このブランドの感覚が現れています。

シルエットは80年代らしく適度にゆとりを持たせた設計。
ただし単純に大きいわけではなく、肩線から裾までの流れが非常に綺麗です。
肩周りは自然に落ちる構造で、硬いテーラードのような強い構築感はありません。
その一方で、前振り気味の袖付けや立体的なアーム設計によって、着用時にはしっかり人体へ沿う感覚があります。
特にレザーアイテムでは、この動いた時の収まりが完成度を大きく左右しますが、本作はその点が非常に優秀です。

また、フロントポケットの配置バランスも秀逸。
低めに配置された大容量ポケットによってハンティングジャケット的な空気を持たせながら、フラップのサイズ感やスナップ位置を細かく調整することで、野暮ったさを感じさせません。
レザーのパイピング処理や縁の始末も非常に丁寧で、量産的なレザーブルゾンにはない高級感があります。

そして最大の特徴が、着脱式スリーブ。
脇下部分にジッパーが配されており、袖を取り外すことでレザーベストとしても着用可能な仕様となっています。
このギミックは単なるデザイン的遊びではなく、当時のラグジュアリースポーツウェアの流れを反映したものです。
袖を外した際には、レザーベストとして全く異なる印象へ変化します。
インナーにニットやシャツを差し込むことで、レザー特有の重さが軽減され、春秋にも対応可能。
さらに、袖部分単体にもスエードが使われているため、取り外した後でも全体の完成度が崩れません。

裏地にはYves Saint Laurentロゴ入りのライニングを採用。
オリーブ系統で統一された内装色も非常に美しく、表地との色調がしっかり連動しています。
見えない部分まで含めて完成度を高めるという、当時のラグジュアリーブランド特有の作り込みが感じられます。

現代の視点から見ても、このジャケットは非常に魅力的です。
Yves Saint Laurentが得意としていた、ミリタリー・サファリ・スポーツ・エレガンスを横断する感覚が、この一着には非常に濃く表れています。

ラグジュアリーでありながら実用的。
無骨でありながら上品。
機能服をベースにしながら、明確にファッションとして成立している。

だからこそ、現在見ても古さを感じません。

単なるブランドヴィンテージではなく、当時のメゾンが"本気"で作ったレザーウェアとして、非常に完成度の高い一着と言えるでしょう。

■size(cm)
表記サイズ:表記なし
肩幅56/身幅68/着丈71.5/袖丈61.5

■textile
Shell:Leather
Lining:Polyester or Nylon

■model

■condition
全体的に着用感がございます。
また、両袖のジップ部分にダメージがございます。
その他は画像をご確認下さいませ。

発送まで4日程度頂戴いたします。

【必ずオンラインサイト下部の特定商取引法に基づく表記をお読みになってからご購入ください。】
※神経質な方のご購入はご遠慮ください。
※NCNR、ビンテージやアンティークにご理解のある方のみご購入下さい。

Related Items

  • 90's "eskandar" Wool Cashmere Square Pattern Oversized Jacket
    ¥88,000
  • 90's "Burberry's" Cotton-Polyester Stand Collar Raglan Sleeve Half Coat
    ¥66,000
  • 00's "Yves Saint Laurent" Brown Khaki Color Cotton Stand Collar Utility Jacket (Design by Tom Ford)
    ¥99,000

Mail Magazine

新商品やキャンペーンなどの最新情報をお届けいたします。