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90年代の"GIORGIO ARMANI(ジョルジオ・アルマーニ)"から、時代の空気と詩情を宿した一足が届きました。
クラシックなフォルムの中に、控えめでありながら確かな個性が光る、レザーとコットンキャンバスのコンビシューズです。
まず目を奪われるのは、その構成力。
柔らかな生成りのコットンキャンバスに、深みのあるブラウンレザーが重なり、まるで筆で描いた陰影のような立体感を生んでいます。
かつての画家がキャンバスに最初の線を引いたときのような緊張感と、そこから生まれる詩的な調和。
それは、ただの素材の組み合わせではなく、「構築された美」そのものです。
このシューズにおいて、レザーは単なる強度のための補強ではありません。
トゥからアイレット周りにかけて、丁寧に象られたカットと装飾のリズムが、職人の手の痕跡としてそこに残っています。
クラシックなウイングチップを思わせるパンチングと、わずかにうねるようなラインが、抑制された華やかさを帯び、
日常の中にある少しの非日常を提案してくれるようです。
一方、コットンキャンバスはその対極に位置する存在。
触れればわかる通り、しっかりと目の詰まった織りが足元を支えつつも、表情にはどこか素朴な揺らぎを残しています。
光を柔らかく受け止めるその質感は、まるで長く使い込まれたノートの紙のよう。
都会的なレザーに寄り添うことで、どこか親密で、人間らしい温度が感じられるのです。
このバランス感覚こそが、アルマーニというブランドの真骨頂。
スーツだけでなく、シューズにまで「静けさの中のエレガンス」を宿らせることで、着る者、履く者の佇まいまでを変えてしまう。
それは、単に美しいというだけでは語りきれない、「空気の密度」とでも呼ぶべき何かを持っています。
ドレスシューズでありながら、足捌きは非常に軽やか。
見た目の重厚さとは裏腹に、足を入れるとその軽快さに驚かされます。
まさに「纏う」というより「滑るように歩く」ための道具。
実用性と芸術性が等価に扱われた、稀有なプロダクトだといえるでしょう。
加えて、シルエットにも注目していただきたいポイントがあります。
甲の高さやウエストの絞りが絶妙で、着用時の横顔に自然なリズムが生まれます。
スタイルにおいて、足元ほどその人らしさを映し出す部位はありません。
そこに何を選ぶかで、全体の印象が変わる——そう語られることが多い中で、
このシューズは、控えめでいて確信的。
声高に主張せずとも、視線を惹きつけるだけの存在感があります。
履くことで完成する美しさ。
その日の装いによって表情を変え、時間とともに深みを増していく——
まるで、良質な詩のように。
■size(cm)
表記サイズ:43 1/2
ソール全長31/底幅12
■textile
Shell:Cotton × Leather
■condition
全体的に着用感がございます。
その他は画像をご確認下さいませ。
発送まで4日程度頂戴いたします。
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