なら 手数料無料で 月々¥13,200から
戦中戦後の混乱を物語るような衣服には、軍という枠組みの中にあってもなお、人の手の温度を感じるディテールが息づいています。
この一着もまた、そのひとつ。
1940年代、スウェーデンにて使用されていたと思しきストライプ柄のコットンジャケットは、その用途を特定しきれない謎をまといながら、静かに佇んでいます。
病院内で支給されていた"ホスピタルジャケット"なのか、あるいは矯正施設などで使用されていた"プリズナージャケット"なのか。いずれかである可能性は高いとされながらも、断定されることなく未だ議論され続ける現状もまた、ヴィンテージという領域の魅力を表しているのかもしれません。
ストライプの配色は非常に淡く、黒とグレーが交差する静謐な印象。
素材は洗いのかかったコットンで、やや厚みがありながらもしなやかで、見事な風合いを見せています。
縫製は端正ながらもどこか素朴で、ポケットの取り付け方やボタンホールのステッチには手仕事の温度が宿っています。
やや短めの丈感とボックスシルエットは、現代の服と組み合わせても違和感のないバランスを持ちながら、どこかあどけなさを感じさせる佇まい。
軍というシステマティックな組織が生んだ衣服でありながら、この一着には非効率さが与える美しさ、つまり"目的に縛られすぎない自由さ"が残されています。
過去を記録としてではなく、感覚として伝えてくれる稀有な一着。
名作たるにふさわしい逸品です。
■size(cm)
肩幅46/身幅54/着丈72/袖丈65
■textile
Shell:Cotton100%
■condition
とても綺麗な状態です。
その他は画像をご確認下さいませ。
発送まで4日程度頂戴いたします。
【必ずオンラインサイト下部の特定商取引法に基づく表記をお読みになってからご購入ください。】
※神経質な方のご購入はご遠慮ください。
※NCNR、ビンテージやアンティークにご理解のある方のみご購入下さい。
1,980memberpoint獲得
※ メンバーシップに登録し、購入をすると獲得できます。
※こちらの価格には消費税が含まれています。
※別途送料がかかります。送料を確認する
※この商品は海外配送できる商品です。