流麗な円環が連なる、ひとつの物語のようなブレスレット。
控えめながらも確かな存在感を放つこの一本は、1970年代のイタリアのヴィンテージ空気をそのまま封じ込めたジュエリー。
素材はシルバー925。
時を経た銀の落ち着いた光沢が、今なお瑞々しい、品格を湛えます。

一目見て、ただの装飾品とは違うことがわかります。
潔く並んだサークルモチーフ。
それぞれの輪は絶妙なバランスで接続され、無機質なはずの金属にしなやかな流れを宿します。
輪郭は柔らかく、角張ったところのない美しさ。
身に着けたとき、肌の上を滑るような感覚。
手首の動きに呼応するように、小さく揺れながらリズムを刻みます。

均整のとれたチェーンのつなぎ目ひとつひとつに、丁寧な職人の気配を感じる、 無駄のない構造。
積極主張しすぎず、確実に目を引く造形。
白シャツの袖口からちらりと覗くその姿は、静かな余白をもたらし、空間にリズムを始めることでしょう。
モードなスタイルにも、ラフなデニムにも、あるいは洗練されたモノトーンのコーディネートにも。
不思議なほど自然に、全体を引き締めてくれます。

ジュエリーが語るのではなく、身につける人の物語を静かに支えながら。
そんな稀有なバランス感覚が、この一本に宿っています。

終わりのない形。
永続、輪廻、そして調和。
シルバー925は、日常の中で少しずつ変化する素材。
身に着けるうちに自然と肌に見て、空気や時間の影響を受けながら、独自の表情を育てていくことでしょう。
派手さを抑えたミニマルなデザインのおかげで、年齢や身に着けられるのも嬉しいポイント。

手首に巻いた瞬間、ふと心に生まれる静かな高揚感。
時代を超えて、感性に触れる一本。
さりげなく、しかし確かに、思いと心に残る韻を残してくれる逸品です。

■size(cm)
全長23

■textile
Shell:Sillver 925

■condition
全体的な使用感はございますが、綺麗な状態です。
その他は画像をご確認下さいませ。

発送まで4日程度頂戴いたします。

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