イタリアニットの名門”MISSONI(ミッソーニ)”のスポーツラインからモヘア混のマルチボーダーニット


イタリアのクチュール・ニットブランドの"MISSONI (ミッソーニ)"の歴史は1953年、創業者のふたり Ottavio Missoni (オッタヴィオ・ミッソーニ) と Rosita Missoni (ロジータ・ミッソーニ) の結婚を機に歴史が始まりました。MISSONI は66年よりミラノファッションウィークに参加後、現在はふたりの娘である Angela (アンジェラ) がクリエイティブ・ディレクターとなりブランドを牽引しています。


“Tai (タイ)” のニックネームで知られたオッタヴィオ・ミッソーニは1948年、陸上競技の選手としてロンドン五輪に出場し、この際にイタリア選手団のユニフォームのデザインも手がけ、さらに公私ともに生涯のパートナーとなるロジータ・ミッソーニともここで初めて出会います。そして自身が出場したロンドン五輪の際にイタリアチームが着用するウールのトラックスーツなども製作したりしていました。

MISSONI(ミッソーニ)は1953年の創業以来、デザイン性に優れながらも着心地もよく、多色の色彩を使用し、ニットの価値観を変えたことで「ニットの魔術師」や「色の魔術師」と讃えられ、デザイナーズ・ブランドとしての名声を欲しいままにしてきました。そんなMISSONI一族にとって、2021年に創業者であるオッタヴィオ・ミッソーニが生誕100周年を迎える記念すべき年を迎えました。


そしてこちらの商品は、設立当初スポーツウェアを手掛けていた頃の”MISSONI SPORT(ミッソーニスポーツ)”というミッソーニの原点ともいえるラインになります。現在はミッソーニスポーツは惜しまれつつも中止となりましたが、二次流通でしか手に入らないブランドとしても人気があります。

魔術師と揶揄されているようにこちらの商品も様々な色彩でデザインがされています。黄・緑・青・黒の4色で構成し、全体的に落ち着いたトーンのボーダーデザインの仕様になっています。ボーダーの間に白色のラインが挿してあり、実際は5色を使用しています。イタリアらしい少し細めのデザインパターンで、ニット特有の重ね着した際に生じる生地の余りによる”もたつき感”はないかと思います。

アームホールも胴元のシルエットも程よく生地が弛む、毛足の短いモヘアが配合されているため一枚で着用いただいても凛々しく、ラグジュアリーな様相となります。着画はデニムと合わせていますが、もちろんスラックスとの相性も抜群のため、様々なシーンで活用でき、様々なスタイリングを組むことが出来るため、古着をポイント的に取り込むのにも最適かと感じます。


今はなき”ミッソーニスポーツ”の多彩なデザインを是非この機会にお試しください


■size
肩幅42cm/身幅58cm/着丈64cm/袖丈60cm

■model
172cm/60kg

■textile
ウール50%
モヘア25%
ナイロン25%

■condition
全体的に綺麗な状態です
画像をご確認下さい

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