ARNYS Forestière ― Appointment Only
スペインを代表するレザーメゾン、LOEWEによるスエードレザーのサファリジャケット。
1846年、スペイン・マドリードに集まった革職人たちによる工房を起源とするLOEWE。
当初は財布やシガレットケース、ジュエリーケースといった革小物を製作しており、1872年にドイツ出身の革職人Enrique Loewe Roessbergが工房に加わったことで、現在へと続くLOEWEの歴史が本格的に始まります。
1905年にはスペイン王室御用達の称号を授かるなど、早い段階からレザークラフトの技術によって評価を確立。
現在ではバッグやプレタポルテまで幅広く展開するファッションメゾンとなっていますが、その根底にあるのは一貫して「革を扱うこと」です。
こちらは、そんなLOEWEの原点とも言えるレザークラフトを存分に楽しむことのできる一着。
全面にブラウンのスエードレザーを用いた、4ポケット仕様のサファリジャケットです。
まず目を惹くのは、やはり革そのものの表情。
一般的な表革のような均一な光沢ではなく、細かな起毛によって光の当たり方や毛並みの方向で色調が変化するスエード特有の質感を持っています。
ブラウンという色も非常に相性が良く、明るいキャメルから深みのあるブラウンまで、見る角度によって細かな濃淡が生まれます。
デザインのベースとなっているのは、ミリタリーやハンティングウェアにも通じる実用的なサファリジャケット。
胸には左右対称に大きなフラップ付きパッチポケットを配置し、その下にも左右に腰ポケットを備えた4ポケット構成となっています。
胸ポケットにはボタンを設ける一方、腰ポケットは大きく手を差し込めるように作られており、視覚的なアクセントと実用性を兼ねています。
襟は適度な大きさを持たせたオープンカラーに近い形状。
スエードという存在感のある素材を使用しながら、襟やポケット、前立てなどを比較的簡潔な線でまとめることで、過度に装飾的な印象にはなっていません。
そして、このジャケットの魅力を大きく左右しているのがシルエットです。
一般的なレザーブルゾンよりもしっかりと着丈を確保し、身幅にも余裕を持たせた設計。
腰丈でコンパクトにまとめるレザージャケットとは異なり、シャツジャケットとハーフコートの中間に位置するようなバランスに仕上げられています。
フロントを開けた際には縦方向へ長いラインが生まれ、スエードの柔らかな質感と相まって自然な落ち感を見せます。
また、画像から確認できる裏地にはLOEWEの文字とアナグラムを織り込んだジャカードライニングを使用。
外側を極めてシンプルにまとめながら、表からは見えない内側へブランドを象徴する意匠を取り入れている点も魅力です。
スエードジャケットというカテゴリーは、ともするとウエスタンやアメリカンヴィンテージの印象が強くなります。
しかし本品は、4ポケットの実用的な構成を採用しながら、ポケットの大きさや配置、襟のバランス、長めに設定された着丈によって、より端正な佇まいにまとめられています。
ここにLOEWEらしさを感じます。
レザーという素材そのものを必要以上に飾るのではなく、その質感を活かしながら洋服として成立させる。
1846年の創業以来、革を扱い続けてきたメゾンだからこそ、こうした一見シンプルなレザージャケットにも素材の魅力が強く現れています。
新品のスエードにはない毛並みの変化や濃淡も含め、着用を重ねることでさらに表情を増していく素材。
レザーをブランドの原点とするLOEWEだからこそ選びたくなる、非常に贅沢なスエードジャケットです。
バッグや革小物とはまた異なる形で、LOEWEが培ってきたレザークラフトを身に纏うことのできる一着です。
■size(cm)
表記サイズ:50
肩幅48/身幅59/着丈75/袖丈59
■textile
Shell:Leather100%
■model
■condition
綺麗な状態です。
その他は画像をご確認下さいませ。
発送まで4日程度頂戴いたします。
【必ずオンラインサイト下部の特定商取引法に基づく表記をお読みになってからご購入ください。】
※神経質な方のご購入はご遠慮ください。
※NCNR、ビンテージやアンティークにご理解のある方のみご購入下さい。
新商品やキャンペーンなどの最新情報をお届けいたします。