ARNYS Forestière ― Appointment Only
SOLD OUT
今回ご紹介するのは、1940年代第二次世界大戦期にドイツ海軍のために製造されたコットンリネンスモック。通称Kriegsmarine Smock。
このスモックが製造・支給されていたのは、およそ1939年〜1944年頃までの短い期間とされています。もともと海軍装備は陸軍に比べて生産数が少なく、さらに戦後、多くの衣料が軍港で焼却・廃棄されたため、現存数は決して多くありません。
本個体は北海の軍港ヴィルヘルムスハーフェンにあった海軍衣料廠 "Bekleidungsamt Wilhelmshaven" にて検品・受領された官給品。内側に残るステンシルは、このスモックが正式な軍需品として管理されていた証でもあります。
素材には、無染色のコットンリネンヘリンボーンを使用。
艦上作業用として選ばれたこの生地は、速乾性と耐久性に優れ、コットンの柔らかさとリネンのコシを兼ね備えた非常に実用的なテキスタイルです。
当時の天然繊維は、現在のような効率的な農業ではなく、家畜肥料や石灰を使った伝統的な農法によって育てられていました。そのため繊維本来の膨らみやコシがしっかりと残っており、光を受けるとヘリンボーンの織りが立体的に浮かび上がります。
縫製面においても、この服の完成度の高さは際立っています。
負荷のかかる箇所にはバータック補強が施され、箇所によって糸の太さや運針幅が使い分けられています。単に頑丈に仕上げるのではなく、実際の使用環境を想定した設計が随所に見て取れます。
前立てには光沢を抑えたアルミボタン。海上での反射を防ぐための仕様です。ボタンホールには精密なキーホールステッチが施されており、軍需品とは思えないほど整った仕上がり。さらに裾にはバタつきを抑えるコットンドローコード、袖口にはタブ留め。
素材、構造、補強、縫製。
すべてが意味を持って作られています。
一見すると簡素な作業服ですが、その設計は驚くほど緻密。細部を見れば見るほど、この服の奥行きが伝わってくる一着です。
国家がどのような思想で装備を作っていたのかを物語る資料でもあります。
無骨でありながら、どこか整った佇まい。美しく素晴らしいプロダクトです。
■size(cm)
表記サイズ:1
肩幅51/身幅60/着丈62/袖丈55
■textile
Shell:Cotton×Linen
■model
■condition
使用感はございますが、年代を考慮すると綺麗な状態です。
その他は画像をご確認下さいませ。
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