MISSONIを代表するジグザグ模様のニットカーディガン。

イタリアのクチュール・ニットブランドの"MISSONI (ミッソーニ)"の歴史は1953年、創業者のふたり Ottavio Missoni (オッタヴィオ・ミッソーニ) と Rosita Missoni (ロジータ・ミッソーニ) の結婚を機に歴史が始まりました。MISSONI は66年よりミラノファッションウィークに参加後、現在はふたりの娘である Angela (アンジェラ) がクリエイティブ・ディレクターとなりブランドを牽引しています。

“Tai (タイ)” のニックネームで知られたオッタヴィオ・ミッソーニは1948年、陸上競技の選手としてロンドン五輪に出場し、この際にイタリア選手団のユニフォームのデザインも手がけ、さらに公私ともに生涯のパートナーとなるロジータ・ミッソーニともここで初めて出会います。そして自身が出場したロンドン五輪の際にイタリアチームが着用するウールのトラックスーツなども製作したりしていました。

MISSONI(ミッソーニ)は1953年の創業以来、デザイン性に優れながらも着心地もよく、多色の色彩を使用し、ニットの価値観を変えたことで「ニットの魔術師」や「色の魔術師」と讃えられ、デザイナーズ・ブランドとしての名声を欲しいままにしてきました。

そしてこちらは、MISSONIを代表するジグザグ模様のニットカーディガン。
あまりの色数の多さから、まるで思いつくままに色を並べているようにも見えますが、配色は緻密に計算されていて、隣り合った色同士がお互いに干渉して異なる視覚効果を生み出すオプティカルアートの技法が駆使されています。一つ一つの色は強くても、離れて全体を見ると、くどく映らないのは、こうした裏技のおかげです。

素材はウール×アクリルですが、編み目が荒くざっくりとしたニットなので、夏以外のシーズンであればインナー次第で快適に着用していただけます。

■size
肩幅59cm/身幅59cm/着丈68cm/袖丈51.5cm

■textile
ウール80%/アクリル20%

■condition
素材の特性上多少のほつれがございますが着用に支障はない状態です。
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